
建設中の東京スカイツリー(東京都墨田区)で5日、タワーの頂上部分に設置されるアンテナ用の「ゲイン塔」の工事が始まった。
タワー中心部を貫く空洞内で組み立てるため、当分は外から見えないが、徐々に引き上げ、年末頃にはタワーの高さ約495メートル付近から頭を出す。来年春には完成時の高さ634メートルに達する見通しだ。
事業会社の東武タワースカイツリーによると、ゲイン塔は、付属する避雷針や制震装置を含めると、長さ約140メートル。空洞内で部品を引き上げ、その下に部品を何度も継ぎ足す「リフトアップ工法」を採用。ゲイン塔の後に、地震の揺れを低減するための鉄筋コンクリート製の巨大な円筒「心柱」が作られる。